母と私のデジタルデバイド
自宅の電話を取ると実母でした。
母:「ちょっとパソコンの事、お聞きしたいんだけど」(以下茨城なまり)
私:「どうぞ」
母:「グーグルで打ってたら"F4(えふよん)"とかでてきて、どうしたらいいかわかんない」
通話開始後30秒にして苛ついてしまうのは母と娘だからなんだと思う。
あまりにも具体性の欠ける説明。
「自分はいつまでも初心者♪」という、ぬるめの湯に浸かり、言葉のキツい娘にもかかわらず、助け舟を求める、哀愁。
私:「。。。もっとさぁ、自分の目の前に起こっている状況を、画面の見えない相手に伝わる様に話す努力をしてよ。。。」
母:「なんにもしてないんだけど(定形句)、この間までちゃんと出来たんだよね。」
そう。「なんにもしてない」という言葉、使いたくなる気持ちはすごくよく分かる。
部屋の明かりのスイッチみたいに、ガスレンジの点火みたいに、「自分が何かに対して何らかの行為をした」という事が分かっていれば「なにかした」ということになるけれど、それがデジタル機器を操作する場合には「なにもしていないつもり」なのに「なにかしている」場合がある。
冷静になれば私も母の気持ちは分かるのだが、そこは母と娘の通話。
私:「なんにもしてなくて、なにかがおきるわけないんだよ!」
と荒々しくご返答。。。
それでも気を取り直しつつやり取りすること計30分。
ブラウザの問題でも、グーグルの問題でもなく、入力の問題らしい。
結局NumLKが押されていたという、その場にいれば直ぐに解決できそうな問題でした。
解決後には笑顔でしたが、それまでのイライラは、母親と娘の関係をよりよく知る方なら想像しやすいことでしょう。
ウチには今、1歳半の長女がいますが、この子が未来の私に成る事はほぼ確定的で、きっと電話口で「お母さん、相手にわかるように説明する気あるの?」とか言うことは、もう間違いないんです。
おぉ!恐るべきカルマ!
さておき、分からないヒトに説明するだけの器量が、説明する側には必要なんですね。
こんな記事を見つけました。
何に於いても、想像力というのは、とても大切なのですね。

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